学生一人ひとりと向き合う。
対話する学林。
混迷する現代社会の中で、僧侶の役割は一層重要になってくる。
多くの人々が心に迷いを持っており、
そうした人々を正しい方向に導くのが、本来の僧侶の姿だからである。
職業としての僧侶ではなく、
法華経の教えに基づき、人々に生き方を示せる人間を育てること。
それが、私たち興隆学林の目指す教育の根源である。
宗学科(2年制)
僧侶としての基本を習得する
僧侶として最低限身につけておくべき、基本的な事柄を中心に学んでいく。仏教の概要や歴史的な背景とともに、宗祖の御遺文を通じて、日蓮聖人のお考えにふれ、法華宗僧侶としての基本にふれる。
宗学研究科(2年制/1年制)
独自の見識を備えた僧侶を目指す
宗学科で学ぶ『立正安国論』とともに宗祖の三大部を構成する『開目抄』『観心本尊抄』を読み解くなど、日蓮聖人による教えの本質に迫ろうと試みる重要な期間である。特に『観心本尊抄』の研究に力を入れているのは学林の特色である。
聴講生制度
広く門戸を開く興隆学林
法華経の教えをより多くの人々に
興隆学林ではより多くの人々に法華宗の教えを伝えるため、一般の社会人などを対象に、聴講生を広く受け入れている。法華宗の僧籍をもつ保証人がおり、所定の手続きを完了すれば、本校の科目を聴講生として履修することができる。